




『譬喩品』にはあの有名な「火宅の譬え」が登場します。燃え盛る家の中で遊ぶ子供たちを我々人間に譬え、その家の中の子供たちをなんとか救おうとする父親が仏さまに譬えられています。
『信解品』では、その仏さまの深い慈愛にふれた四人の弟子たちが、自分の心境を「長者窮子の譬え」によって、語っていきます。自分一人の悟りに満足していた四人が、すべての生きとし生けるものを救うという菩提心に目覚めていきます。
●巧みな譬え(譬喩品第三)
●弟子たちの喜び(信解品第四)
製造元 : いんなあとりっぷ社
◆ 作画 つづき佳子
◆ 監修 鎌田 茂雄
2001年4月1日発刊
全72頁(カラー15頁)