




お話は想像もできないぐらい大昔にまで遡ります。そこに大通智勝さまという仏さまがおいででした。出家なさる前には一国の王さまで、16人の子がおりました。その一番下の子がお釈迦さまだったという物語です。
この『化城喩品』のあとで説かれるのが『五百弟子受記品』で、ここでは富楼那という一人の弟子が登場します。富楼那はお釈迦さまの十大弟子の一人で、説法第一と言われる情熱と信念の人です。その富楼那はどんな困難があろうとも、法華経を伝えていくという覚悟をお釈迦さまに伝えます。
●はるかなる前世(化城喩品第七)
●心の中の尊い宝(五百弟子受記品第八)
製造元 : いんなあとりっぷ社
◆ 作画 つづき佳子
◆ 監修 今西 順吉
2001年12月1日発刊
全72頁(カラー15頁)